2025年11月27日（木）ソーシャル・キャピタル研究会開催のお知らせ

ソーシャル・キャピタル研究会11月例会の御案内です。本研究会は稲葉陽二が主宰するものです。参加費無料ですが事前申込みが必要です。また、日本社会関係学会のご支援をいただいていますが、非会員の方にも無料で公開いたします。 申込みフォーム【 https://forms.gle/WfZk3jXWzeJqTCwW9 】より事前申込みをお願いいたします。

開催概要

【日時】　2025年11月27日（木）時間：18:00～19:30　※参加費無料

　　　　　※通常より1時間半早く開始します　

【講師】　早稲田大学　文学学術院　招聘研究員　村雲和美 先生

【演題】 「インドネシア人EPA看護師の経験と受入れ病院の支援体制（仮）」

【形式】　Zoom　

【定員】　先着順300名

【申込】　 https://forms.gle/WfZk3jXWzeJqTCwW9

【申込〆切】定員に達し次第締め切り

【主催】　稲葉陽二研究室　ソーシャル・キャピタル研究会

【問合せ先】 ソーシャル・キャピタル研究会 主宰　稲葉陽二

inaba.lab.nihon.u［at］gmail.com

※［at］は@に置き換えてください。

報告概要

本研究は、日本とインドネシア間の経済連携協定（EPA）に基づくインドネシア人看護師候補者の受入れ実態を当事者の経験から明らかにすることを目的とする。看護師国家試験や日常業務における支援内容、受入れ病院での位置づけを検討し、EPA制度の課題と今後の受入れの方向性を考察する。

講師からのメッセージ

本研究はなお発展途上にあり、今後さらに視野を広げていく必要があると考えております。研究の深化に向けて、博士論文の単著化や科研費による研究も進めておりますので、皆様からのご教示を賜れれば幸いに存じます。

ご略歴など

村雲和美 先生（早稲田大学　文学学術院　招聘研究員）

■学位：博士（社会科学）　(2024年3月 筑波大学)

■専門分野：移民政策、社会学、ライフストーリー研究

■経歴：筑波大学人文社会科学研究科博士後期課程修了後、筑波大学非常勤研究員を経て、現在は早稲田大学文学学術院招聘研究員兼非常勤講師。

■関連著作：

論文）

・村雲和美（2025）「帰国したEPAインドネシア人看護師・介護士のライフストーリーにみる国家試験への支援体制の課題と再就職の困難」獨協大学ウニウェル・サリス第27巻1号掲載予定（2025年10月）

・Kazumi Murakumo (2025)  “The History of the Migration and Immigration of Indonesian Nurses: The Case of the Japan-Indonesia Economic Partnership Agreement” 上智大学グローバル・コンサーン (7) 79-100 2025年4月  

・村雲和美（2024）「越境するインドネシア人看護師の研究―日尼経済連携協定をケースに」筑波大学大学院人文社会科学研究科 博士論文。

書籍）

・『多文化共生と民族的マイノリティ――近現代日本をめぐる「人の移動」の歴史から』長村裕佳子(編集, 著),坪谷美欧子 (編集, 著), 蘭信三 (編集, 著)（担当:共著, 範囲:「第10章 インドネシア人看護師の訪日経験ーEPA制度の受け入れの現状と課題」)明石書店2025年5月31日